中国でのeSIMとVPNの比較
旅行用eSIMなら、スマートフォンのモバイルデータ通信でVPNなしにGoogle、WhatsApp、Instagramを開けます。データが中国本土の外のネットワークを経由してローミングされるためです。ホテルのWi-Fiやノートパソコンでは、引き続きVPNが必要です。
更新:・eSIMはまだ測定していません
それぞれがファイアウォールを越える仕組み
- 旅行用eSIM
- スマートフォンのデータは中国本土の外にあるゲートウェイ(多くは香港かシンガポール)まで運ばれ、そこからインターネットにつながります。ファイアウォールはこの通信をフィルタリングしません。自国のSIMでデータローミングをしても同じ仕組みで使えます。
- VPN
- アプリが海外のサーバーまで暗号化されたトンネルを開きます。Wi-Fi、モバイルデータ通信、ノートパソコンなど、どの接続でも使えます。ファイアウォールはこうしたトンネルを積極的に探して遮断するため、今日使えるVPNが明日使えなくなることがあります。そのため当サイトでは2時間ごとに測定しています。
どちらが必要か
- スマートフォンだけの短い旅行
- 旅行用eSIMがいちばん手軽です。設定するアプリがなく、到着すればすぐ使えます。
- ノートパソコンやホテルのWi-Fi
- VPNが必要です。eSIMが使えるのはモバイルデータ通信だけで、中国のWi-Fiはファイアウォールを通ります。スマートフォンのテザリングでも使えますが、データ容量をすぐに使い切ります。
- ChatGPT
- 対応国にサーバーがあるVPNが必要です。eSIMのデータは香港からインターネットにつながることが多く、香港ではChatGPTを使えません。
- 長期滞在
- ふつうは現地のSIMとVPNを組み合わせます。何か月もローミングデータを使うと、VPNの料金より高くつきます。
- 予備として両方
- いちばん確実です。取り締まりでVPNが遮断されてもeSIMのローミングデータは影響を受けず、eSIMのデータがなくなってもWi-FiでVPNを使えます。
eSIMを買う前に
- スマートフォンがeSIMに対応していて、SIMロックがかかっていないか確認してください。
- 出発前にeSIMをインストールしてください。提供会社のサイトやアプリにまだアクセスできるうちに済ませます。
- 「中国でVPN不要」と明記されたプランを選んでください。中国国内のネットワークを使うプランは、中国のSIMと同じくVPNが必要です。
- 認証用のSMSを受け取れるよう、自国のSIMも有効にしておいてください。旅行用eSIMはデータ専用で電話番号がありません。Alipay、WeChat Pay、DiDiは海外の電話番号で使えます。
いま中国で使えるVPN
時点で、当サイトが測定している6件のVPNのうち0件が、浙江省の中国移動の家庭用ブロードバンドから利用できました。
VPNランキング当サイトが測定したもの
eSIMはまだ測定していません。このページのeSIMに関する内容は、ローミングの仕組みとeSIM提供会社の案内に基づいています。このサイトのVPNの数値はすべて、浙江省・中国移動の家庭用ブロードバンドで当サイトが自ら測定したものです。eSIMを測定したら、結果をここに載せます。